よく、「聞き流すだけで○○」といった広告文句を見かけます。これは本当なのでしょうか?
 

外国語の習得を研究している大学教授が言っていたのですが、「聞いているものが意味をなさない場合、聞こえているものはただの雑音に過ぎない」そうです。つまり、意味の分からない(聞き取れていない)英語のシャワーを何時間浴び続けても、ある日突然聞き取りが出来るようになったり、英語が話せるようにはならないのです。

 

リスニング教材イメージ

 

英語の聞き取りが出来るようになるためには、まず語彙(単語)を知っていなければなりません。それから、その単語の並びである文章が話されるときの、文法、単語と単語のつながりやイントネーション、アクセント(強調部分)に慣れることが必要です。そういった段階を踏んで、初めて、聞き取りが出来るようになるのです。

 

語彙を知っているのに聞き取れない場合は、単語と単語のつながりやイントネーションに慣れていないのかも知れません。逆もしかりです。

 

もちろん、ある程度聞き取りが出来ているときに、自分のレベルより2~3割難しいリスニング素材を選んで聞くことには何の問題もありません。(ほとんど聞き取れない素材を選んでもいいのですが、聞き取れなすぎて心が折れると本末転倒です。)その際は、分からない部分を何度も聞いたり、意味を調べたりして、ただ聞くだけで終わらないようにしましょう。