GW中も仕事です。

今日翻訳した文章の中で、幾つか勉強になったものがあったので、ご紹介します。

メーカーなどに勤務の方は、ご存知だと思います。私は、会社勤めをしたことはあるのですが、紛争解決コンサルタントだったので、一般企業の商業活動に関する用語には弱いのです。まあ、勘弁して読んでやってください。

企業の業務成績を管理するなかで「sell-in」を分析する、という文章が出てきました。

辞書を調べると、「 (小売りに先立って)商品を小売業者に販売すること, 先行[事前]販売」とありましたが、文脈からどうもこの定義ではしっくりこないので、ググってみると、「メーカーが小売店まで商品を納入した状態」という説明が出てきました。その類義語といいますか、今後は「小売店が消費者に商品を売った状態」になると、sell-outと呼ぶそうです。

訳語としては、「セルイン」とか、「出荷」というふうにしているみたいです。

なぜ、この2点を区別するかというと、メーカーが小売店に商品を納入しただけでは、純粋な売上とは言えず、消費者に売れて初めて売上になるわけです。メーカーの財務目標を達成するために、小売店に無理矢理過度の納入をする(ちなみに、このことをchannel stuffingといいます)と、結局は返品などの対象になり、逆にコストがかかってしまうことが問題になるわけです。

もう一つ、関連する単語です。

in-market sales。これは、「小売店から消費者に売られた商品(売上)」を指すようです。sell-outですね。こちらは、定訳が見つかりませんでした。英語圏では使用するが、日本には入ってきていない用語ということでしょうか?

逆に、「メーカーから直接消費者に売れた商品(売上)」のことは、ex-company salesというそうです。exは、接頭辞で、ここではfromの意味です。